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安倍首相、改めて自らと昭恵夫人の関与否定

2018年3月14日 12:34
安倍首相、改めて自らと昭恵夫人の関与否定

森友学園を巡る決裁文書が改ざんされていた問題で、野党4会派が欠席する中、安倍首相が出席する集中審議が開かれている。この中で安倍首相は改めて国有地売却への自らの関与を否定した。

自民党の西田議員は、決裁文書の改ざんは「財務省による財務省のための情報操作だ」と強調した。

自民党・西田昌司議員「(名前が)かえって消されることによってとんでもない、ご夫人も総理も迷惑を受けたと思ってるんですけれども、まさに総理自身、どういうふうにお考えになりますでしょうか」

安倍首相「この書き換え前の文書を見ても、私や私の妻がかかわっていないということは明らかであろうと。私や妻がこの国有地払い下げや学校の認可に、もちろん事務所も含めて一切かかわってないということは明確にさせていただきたいと思います」

西田昌司議員「出てきた資料、何で隠す必要があるんだと。自分たちのいってきたことが逸脱することがなかったということを見せるために隠していたとしか考えられない。まさに財務省による財務省のための情報操作なんだよこれは」

麻生財務相「今ご指摘になりましたとおり、答弁との間の誤解を招かないようにというためが主たる目的だったのではないかと」

また安倍首相は、「私から書き換えを指示したことはまったくない」と述べた。また、昭恵夫人が籠池前理事長に「いい土地ですから前に進めてください」と話したという記述について、「妻に確認したが、当然そんなことは言っていない」と否定した。

一方、野党側が求めている佐川氏らの証人喚問については、与党の幹事長らは14日朝、野党側が審議に応じることを条件に佐川氏の国会招致を検討することで一致した。一方で、佐川氏の招致が参考人招致か証人喚問かは今後、与野党で協議する考え。

立憲民主党・辻元議員「やっとですかという感じですね。ちょっとそれだけで済むのかしらと。特に安倍昭恵氏についてやはり聞いてみたいですよね」

今後、佐川氏や昭恵夫人の証人喚問が審議の前提だとしてきた野党側がどう対応するが焦点。