安倍首相 GWに中東歴訪で最終調整
安倍首相が今年のゴールデンウイークに、サウジアラビアなど、中東を歴訪する方向で最終調整していることが分かった。
複数の政府関係者によると、安倍首相は来月下旬から、中東のサウジアラビア、アラブ首長国連邦、ヨルダンを歴訪する方向で最終調整に入ったという。日本のエネルギー依存度が高い湾岸諸国をはじめ、中東地域での日本の存在感を高める狙いがある。
これに合わせて安倍首相はイランを訪問する意向も示しているという。現職の首相のイラン訪問が実現すれば、1978年の福田赳夫元首相以来、40年ぶりとなる。しかし、政府はイランに対して強硬姿勢を強めるアメリカのトランプ政権との関係も考慮して慎重に検討しているという。