細野元環境相「希望の党の運用に備え準備」
細野豪志元環境相が去年の衆議院選挙直前に証券会社から5000万円を借り入れていたことについて、28日に取材に応じ、当時設立したばかりの「希望の党」のために準備したなどと説明した。
細野元環境相「当時(去年10月)、私は希望の党を設立をして、これをどう運用していくかということについて、様々考えなければならない立場でございました」「何らかの可能性に備えてですね。政治資金として使う可能性があるということについて、準備をしようということで5000万円の借り上げをいたしました」
公職選挙法では使い道が「選挙資金」であれば借入金でも収支報告書への記載を義務づけているが、「自分の選挙資金ではなく、他の候補者の分を用立てる必要もなかった」として、選挙には使っていないと強調した。
また細野氏は当初、資産報告書には記載せず、ことし4月になって訂正し記載したことについては「記載の必要がない選挙後に借りたものと思っていた」などと説明した。