辺野古 政府が埋め立て土砂投入延期へ
アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、政府は、17日に予定していた埋め立てのための土砂投入を延期する方針を固めた。
政府は、辺野古沖の埋め立てのための土砂の投入を17日に行う方針を沖縄県側に通知していたが、政府関係者によると、台風の接近などで予定通りの作業ができないことを理由として、延期する方針を固めた。
菅長官「今後の具体的な工事の進め方について気象状況などを踏まえる必要があり、現時点においては具体的に決まっていない」
沖縄県では、翁長知事の死去に伴う知事選挙が来月30日に予定されているが、政府は、選挙への影響も考慮して今後、慎重に土砂投入のタイミングを探るものとみられる。