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菅長官“全ての拉致被害者の帰国を目指す”

2018年11月12日 23:05
菅長官“全ての拉致被害者の帰国を目指す”

拉致問題担当相を兼務する菅官房長官は12日、「特定失踪者」の家族と面会し、政府が北朝鮮に拉致されたと認定しているかどうかに関わらず、すべての被害者の帰国の実現を目指す考えを伝えた。

特定失踪者家族会・大澤昭一会長「大臣の一層のご尽力で、私たち家族に長年の念願の被害者との再会の場を作って下さるようお願いを致します」

菅官房長官「認定の有無に関わらず、全ての拉致被害者の1日も早い帰国実現に向け、どんな小さなチャンスも逃さない、その思いで取り組んで行きたい」

北朝鮮による拉致の可能性が排除できない、「特定失踪者」の家族らは菅長官に、「これまで多数の被害者家族が他界してきている」などと述べ、一刻も早い解決に向けた対応を求めた。

これに対し菅長官は、「安倍総理も、北朝鮮との相互不信の殻を打ち破って新たなスタートを切り、この政権で必ず解決をするという思いだ」と応じ、解決への意欲を改めて示した。