林外相が国会対応のため、G20外相会合を欠席したことについて、自民党の世耕参院幹事長は、3日「外務省からどうしても出たいという説明・要望が一切なかった」と述べ外務省の調整に問題があったとの認識を示しました。

世耕参院幹事長は、3日の会見で林外相のG20外相会合欠席について「残念ながら、外務省から『こういうアジェンダがあるから出なければいけない』 といった説明・要望が一切なかった。通常の海外出張と同じように紙が回ってきた程度だった」と述べ外務省の調整に問題があったとの認識を示しました。

また、世耕氏は「今後、外務省がしっかり説明・要請すれば野党にお願いしてでも海外出張が実現できるようにしていきたい」と述べました。

一方、立憲民主党の泉代表は「政府・与党からのアプローチはなかった。G20日程をふまえて国会運営を行うのは与党の責任だ」と述べました。