米露外相が約10分間接触 侵攻後初 G20
インドのニューデリー開かれていたG20(=主要20か国・地域)の外相会合が2日に閉幕しました。外相会合の場でアメリカのブリンケン国務長官とロシアのラブロフ外相が、ロシアによる侵攻開始後初めて、およそ10分間接触しました。
ブリンケン長官は、侵攻を終わらせるよう改めて要求するとともに、ロシアが履行停止を発表した米露の核兵器削減のための条約=新STARTについて、条約の履行を再開するよう強く求めました。
ブリンケン長官は会談後、「条約を守ることは両国の利益であり、世界が核保有国である我々に期待していることだ」と強調しました。