政府は1日朝の閣議で、ウクライナや周辺国で活動を行うUNHCR（＝国連難民高等弁務官事務所）に対し、毛布5000枚などを無償譲渡することを決定しました。

1日朝の閣議で決まったのは、ウクライナ避難民に関わる物資の協力です。

ウクライナ、ポーランド、ルーマニア、モルドバ、ハンガリー、スロバキアで避難民への人道救援活動を行っている国連難民高等弁務官事務所に対し、毛布5000枚、ビニールシート4500枚、スリーピングマット8500枚を無償譲渡するということです。

今回の決定は、岸田総理大臣が、先週、G7（＝主要7か国）首脳会議で表明したウクライナ周辺国に滞在する避難民支援のための物資協力を具体化したもので、国際平和協力法に基づいて行います。

ウクライナ国内ではおよそ650万人が避難生活を余儀なくされているほか、周辺国には400万人以上がウクライナから避難しています。