インフラ老朽化対策「万全を期す」安倍首相
16日の国会で安倍首相は、台風19号による被害に関連し、インフラの老朽化対策について「様々な財源を検討し、万全を期す」と強調した。
公明党の平木大作議員は、政府が取り組んでいる防災のための3か年緊急対策では老朽化したインフラの一部しか対象になっていないと指摘し、さらなる対策を求めた。
平木議員「総理にこれ(インフラ)老朽化の対策予算しっかりと組んでいただいて、全力で取り組んでいただきたいと思いますがいかがでしょうか」
安倍首相「喫緊の課題とも言えるですね、インフラ老朽化対策について引き続き、様々な財源を検討し万全を期してまいりたい」
平木議員は、今回の台風で、山梨県内の橋が損壊したことなどを引き合いに「老朽化対策は待ったなしだ」などと指摘した。
これに対し安倍首相は「インフラが老朽化し、事故が起これば、人命はもちろんだが経済にも大変な大きな打撃がある」と述べ、インフラの更新が極めて重要との認識を示した。
また、安倍首相は17日、福島県の被災地を視察する方向で調整している。