河野デジタル大臣は15日、群馬県前橋市を訪れ、マイナンバーカードを使ってタクシー料金の割り引きが受けられる取り組みなどを視察しました。

前橋市は高齢者などを対象に、事前にシステムに登録すれば、タクシー乗車時にマイナンバーカードを専用の端末にかざすことで、料金を割り引く市民向けのサービスを提供しています。

河野大臣は、実際にマイナンバーカードを使ってサービスを体験したほか、自動運転バスに試乗し、マイナンバーカードと交通系ICカード「Suica」を紐付け、料金を割り引く実証実験の様子などを視察しました。

河野大臣「マイナンバーカードと紐付けていくことで、いろんな本人確認ができてサービスが提供できる。これを広げていきたいと思っています」

河野大臣は、こうした先進事例を紹介することでマイナンバーカードの利便性をアピールし、カードの普及率向上に努めたい考えです。