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「指定感染症」指定を閣議決定 新型コロナ

2020年1月28日 10:14

政府は28日朝の閣議で、新型コロナウイルスによる感染症について強制的な入院なども可能にする、「指定感染症」に指定することを決めた。

指定感染症に指定されると、感染者などに入院を勧告し、従わない場合は強制的に入院させることができるほか、就業制限を求めることなどが可能になる。入院などにかかる費用は公費で負担する。

来月7日の政令の施行から1年間、こうした措置がとれるようになる。

一方、中国・武漢市に滞在している日本人の帰国に向け、28日午前にも出発を調整していたチャーター機2機について、中国側との調整が終わらず、出発が延期されることになった。

日本政府としては28日夜にも日本から出発できるよう、引き続き調整を続けている。