岸田首相“国民の信頼回復を” 政務三役3人の相次ぐ辞任受け閣議で呼びかけ
9月の内閣改造後、政務三役3人が相次いで辞任したことを受け、岸田首相は閣議で「国民の信頼を回復しなければならない」と呼びかけました。
松村国家公安委員長「(岸田首相から)なお一層、こういう時こそ一致結束をして頑張らねばならない。国民の信頼を回復せねばならないと、このような指示が出ました」
政務三役の辞任が相次いだことについて、松野官房長官は、「重く受け止め一層の緊張感を持って、職務に当たっていく」と強調しました。
一方、岸田首相は公明党の山口代表と会談し、辞任が相次いだことなどについて陳謝したということです。
公明党・山口代表「岸田首相から、ご迷惑をかけて大変申し訳ありませんと、体制を立て直してしっかり取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願いしますと」
山口代表からは「誠に遺憾。襟を正して政府与党として臨みたい」と伝えたということです。
自民党の森山総務会長は会見で、「3人続けて辞任するという極めて異常な状態」と述べるなど、政権運営に対する厳しい指摘が出ています。