国会でも新型コロナウイルスに関連し、加藤厚生労働相は、ウイルス検査の費用の一部が患者負担となる保険適用に向け準備を進める考えを示した。

ウイルス検査は現在、公費で行われているが、加藤厚労相は、患者の数が一定以上に増えた場合に備えて保険適用に向けた準備作業を進めると述べた。

加藤厚労相「今は全額その分（検査）は公費でやっております。保険診療に移すとなれば、また保険の報酬単価を決めなければいけません。そういった作業は逐次進めて、いつでもスタートできるような状況はつくっておきたい」

加藤厚労相はまた、ウイルス検査に保険を適用すると、一部の費用は患者本人の負担に移行せざるをえないことも改めて説明した。

一方、地元の新年会に出席して政府の対策本部を欠席した小泉環境相に対し、野党側は改めて謝罪はしないのかと追及した。

立国社・会派　小川淳也議員「反省はするが謝罪はしないという立場を貫かれていらっしゃるように受けとめています。これは率直に謝罪したほうがいいんじゃないですか。謝罪のない反省ってないでしょ」

小泉環境相「私が横須賀に戻った事実は謝ったところで変わりません。ですので、しっかり今回のことを反省をして、今後このようなことがないように危機管理も万全にして取り組んでいく形で、私の反省の形を示していきたい」

小泉環境相は、２５日も明確な言葉での謝罪は避けた。