G7広島サミット 初日にウクライナ問題議論 首脳声明で「支援は揺るがない」
19日、G7広島サミット初日のセッションでは「ウクライナ問題」が議論されました。中継です。
セッション終了後に出された「首脳声明」では、ロシアによる侵攻を「違法で不当でいわれのない侵略戦争だ」と非難し、「ウクライナへの支援はゆるがない」としています。
声明では、さらに「ウクライナの人々の勇敢な抵抗に敬意を表する」「ロシアに対し侵略を止めウクライナの領域全体から即時、完全かつ無条件に撤退させるよう、強く求める」としています。21日にはゼレンスキー大統領も出席し、改めて議論する予定です。
また、これに先立って行われたセッションでは、「ChatGPT」などの生成AIをめぐり、国際的なルール作りについて議論が行われました。
この後のワーキングディナーでは、岸田首相の肝いりである「核軍縮・不拡散」について話し合う予定です。
首脳宣言とは別の特別な成果文書が採択される見通しで、核なき世界に向け、どこまで踏み込んだ内容となるか注目されます。