子供の接種…努力義務適用必要ない 尾身氏
5歳から11歳の子どもを対象とした新型コロナワクチンの接種について、政府分科会の尾身会長は、接種の「努力義務」を適用する必要はないとの考えを示しました。
厚生労働省の専門部会は、5歳から11歳のワクチン接種について、接種を受けるよう努めることを保護者らに求める「努力義務」を適用するかどうか検討を続けています。
こうした中、政府分科会の尾身会長は国会で「個人的な見解」とした上で、希望者に接種をし、努力義務を適用する必要はないとの考えを示しました。
政府分科会・尾身茂会長「基礎疾患のある小児というのはやはり重症化しやすいということがわかってますので、義務ではなくて、希望を募る、その上で特に基礎疾患の小児には、なるべくやっていただければいいというのが私の個人的な考えです」
専門部会は、来月の会議で結論を出す見通しで5歳から11歳への接種は、ことし3月から始まることになります。