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安倍首相、会見最後に朝日新聞記者と応酬

2020年8月6日 23:05
安倍首相、会見最後に朝日新聞記者と応酬

6日に広島県で行われた安倍首相の記者会見の最後に、記者と次のような応酬がありました。

記者「総理、質問があります!」

司会者「予定の時間を過ぎておりますので、これで終了させていただきます」

記者「なぜコロナ感染拡大で国民の不安が高まっている中で、なぜ50日近く会見を開かないんでしょうか」

司会者「当初ご案内しております通り、予定の時間を過ぎておりますので、これにて代表質問を終了させていただきます」

安倍首相「あの、今回もですね、コロナウイルス感染症について、わりと時間をとってお話しもさせていただきましたし、節目節目において会見をさせていただきたいと考えておりますし、また日々、西村担当大臣、また菅官房長官からもお話しさせていただいていると思います。ありがとうございました」

この際、質問を続けようとした朝日新聞の記者が官邸報道室の職員から右腕をつかまれて制止されたとして、朝日新聞は「質問機会を奪う行為につながりかねず、容認できません」と抗議し、再発防止を求めました。

これに対し官邸報道室は、「事実関係を確認したところ(安倍首相の)広島空港への移動時刻が迫っていた中での出来事であり、速やかな移動を促すべく注意喚起を行ったが腕をつかむことはしていない」と回答しています。