不信任決議案、与党などの反対多数で否決 野党の日本維新の会、国民民主党などまで反対に回り…
国会ではついさきほど立憲民主党が提出した岸田内閣への不信任決議案が与党などの反対多数で否決されました。立憲の泉代表は岸田総理の解散見送りを決めた判断そして政治姿勢を厳しく批判しました。
立憲民主党・泉代表「総理の発言が、総理の含み笑いが、周囲を挑発し、自民党を混乱させ、今回の大きな解散騒動となりました。総理は自らの権限と影響力を理解していないと言わざるを得ません」
泉代表は、「異常な政権運営を続けた岸田総理は政権を担う資格がない」と「速やかに退陣すべき」とも迫りました。
岸田総理に対しては、身内の自民党内からも「解散権を弄んでいる」など批判が出ています。
こうした声を意識してか泉代表は、「与党にも影響を被った人が多かったのでは」などと訴え、与党議員にも賛成するよう呼びかけました。
ただ、結果は、泉代表の呼びかけにもかかわらず、野党の日本維新の会、国民民主党などまで反対に回り、さきほど午後4時すぎに否決されました。
岸田内閣の不信任案をめぐって、野党側の対応は割れた形です。