岸田首相「断じて容認できない」 北朝鮮が2発の弾道ミサイル発射
北朝鮮が6日朝、2発の弾道ミサイルを発射し岸田総理大臣は「断じて容認できない」と述べました。中継です。
弾道ミサイルの発射はこの1週間で4回目となりました。
異例の頻度に、政府は警戒を強めています。
防衛省によりますと、北朝鮮は6日午前6時ごろと午前6時15分ごろ、北朝鮮の内陸部から東方向に向け2発の弾道ミサイルを発射しました。
1発目は最高高度およそ100キロで350キロ程度、飛翔。
2発目は最高高度およそ50キロで800キロ程度、飛翔しました。
2発目のミサイルについて防衛省は変則軌道で飛翔した可能性があるとしています。
落下したのは北朝鮮東岸付近と日本海で、いずれも日本のEEZ(=排他的経済水域)の外側と推定されています。
岸田首相「9月末からの短期間だけでも6回目ということで、断じて容認することはできません」
現時点で、航空機や船舶への被害は確認されていません。
ある防衛大臣経験者は、「北朝鮮がおととい日本列島を越えてミサイルを発射したことに対抗し、日米は共同訓練を行った。けさの発射はそれへの意趣返しだ」と話しています。