林外務大臣、韓国代表団と会談 日韓関係の改善に向けて意見交換
林外務大臣は、韓国の尹錫悦次期大統領が日本に派遣した代表団と会談し、戦後最悪とも言われる日韓関係の改善に向けて意見交換を行いました。
会談は、25日午前、外務省で行われました。
林大臣は、北朝鮮がミサイル発射を繰り返すなど、国際情勢が緊迫する中で、ユン次期大統領の就任を機に日韓関係の改善をはかりたいとの考えを伝えたものとみられます。
一方、韓国側によると、両者は日韓の協力関係を緊密に維持、強化していくことで一致したということです。
これに先立ち、韓国の代表団は日本の超党派の国会議員らとも会談しました。
日韓議連 額賀会長「いろんな意見交換が率直に行われまして、関係改善の第一歩となることを目指したい」
韓国側も関係改善に強い意欲を示したということです。
代表団はユン次期大統領からの親書を持っていて、今月28日までの滞在中、岸田総理大臣との面会も調整されています。