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翔太郎氏辞職を野党が追及 解散戦略に影響は?

2023年5月30日 16:59

岸田首相の長男である翔太郎氏が首相公邸で不適切な行動をして首相秘書官を辞職した問題。野党側は国会で岸田首相に任命責任をただしました。中継です。

野党側が今回は更迭だったのかと厳しく詰め寄ったのに対して、岸田首相は少しいら立った様子で反論しました。

立憲民主党・田島麻衣子議員「6月1日付でご長男の岸田翔太郎氏を交代させるということなんですが、これは更迭であると理解してよろしいですか」

岸田首相「公邸の公的スペースにおける昨年の行動が、公的立場にある総理秘書官として不適切であり、けじめをつけるために交代させる。更迭かどうかというご質問ですが、別に言葉の遊びをするつもりはありません」

岸田首相は翔太郎氏への退職金やボーナスについて「辞退か返納する本人の意思を確認している」と述べました。自民党内からも「判断が遅かった」との批判が出る中、岸田首相としては事態の早期収拾を図りたい考えです。

──今回の更迭は岸田首相の解散戦略にどんな影響を与えますか?

今回の突然の更迭で「解散が近づいたのでは」との見方と「遠のいたのでは」という2つ見方が交錯しています。

国民民主党の玉木代表は「一つ一つ解散・総選挙の環境を整えている、その一環でしょう」と指摘していて、今回の決断で「解散が早まった」と警戒感をあらわにしています。

一方、別の野党幹部は、「この問題で支持率が下がれば解散は難しくなる」と指摘。「解散は遠のいた」と安堵感をにじませています。

今の国会の会期末まで3週間。解散をめぐる与野党の神経戦が続くことになります。