総務省幹部、更新直前に菅総理長男らと会食
総務省幹部が衛星放送を傘下に持つ会社に勤める菅総理大臣の長男らから接待を受けた問題で、幹部2人は10日、衛星放送の認定が更新される直前に菅総理の長男らと会食したことを明らかにしました。
衆議院の予算委員会で野党側は、衛星放送の認定を総務省が更新する直前の去年12月に総務省幹部が会食を繰り返していたと指摘しました。
これに対し、総務省の秋本局長と湯本審議官は、会食を認めました。一方で「衛星放送に限らず会社の事業について話題に上った記憶はない」とそれぞれ説明しました。
こうした中、野党の国対委員長が会談し、会食を始めた時期や回数、費用などについて12日までに回答するよう総務省に求めることで一致しました。立憲民主党の安住国対委員長は、回答がなかった場合、「来週以降の日程協議は順調にいかない」と述べました。