岸防衛相 航空自衛隊「宇宙作戦隊」を視察
岸防衛相は去年発足した航空自衛隊の「宇宙作戦隊」を初めて視察し、アメリカとも連携しながら能力強化を進める考えを示しました。
去年5月に発足した宇宙作戦隊では現在およそ20人が活動しています。実際の宇宙状況の監視はまだ行われていませんが、シミュレーターを使って人工衛星が宇宙ゴミなどと衝突しないか、ミサイルや不審な発射物は無いかなどを監視する訓練を重ねています。
岸防衛相「新領域におけるパイオニアとして国民から寄せられる期待と負託に応えられるように、引き続き研さんを積んでいくことを期待しております」
自衛隊は宇宙の状況監視のため、今後、独自のレーダーや人工衛星を整備する方針で、岸防衛相は宇宙分野でも「アメリカとしっかりと連携をとっていく」と強調しました。