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“接待問題”野党、武田総務相に辞任求める

2021年3月8日 15:20
“接待問題”野党、武田総務相に辞任求める

総務省幹部らが衛星放送関連会社に勤める菅総理大臣の長男らから接待を受けた問題で、野党側は総務省の調査が不十分だとして武田総務相の辞任を求めました。

野党側は、総務省の調査では「何の真実も明らかになっていない」と責任者である武田総務相への追及を強めています。

立憲民主党・小西議員「いいかげんな調査を行った大臣として、責任ありませんか」

武田総務相「ご指摘は重く受けとめますけれども、私は決してね、現場はいいかげんな調査をしたと思ってません。誠心誠意、心を鬼にして調査をした、その結果をご報告したまでだと、こう信じております」

この問題に絡み、菅総理大臣は長男から「申し訳ない」と電話があったことを明らかにした上で、自身の政治責任については「国民の信頼を回復し期待に応えていくのが私の責任である」と述べました。その上で、「私の家族が関係をし、公務員が倫理法に違反する行為をすることになり大変申し訳ない」と改めて陳謝しました。

一方、菅総理の長男が勤務する衛星放送関連会社「東北新社」が放送法の外資規制に違反していたことについて、武田総務相は「調査に基づいてルールにのっとった厳正な対処をとっていきたい」と述べました。