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野党「リバウンド対策不十分」菅首相を追及

2021年3月19日 11:40
野党「リバウンド対策不十分」菅首相を追及

18日に政府が緊急事態宣言の解除を決定したことについて、野党側はリバウンド対策が不十分ではないかと菅首相を追及しました。

立憲民主党の蓮舫代表代行が、新規感染者数が微増する中で宣言を解除して大丈夫なのかとただしたのに対し、菅首相は「大丈夫だと思っている」と答えました。

立憲民主党・蓮舫代表代行「今、国民はどういう思いでいると思われますか」

菅首相「解除してほしいという方も多かったと思いますし、いわゆる疲れてきてるというんですかね、この緊急事態宣言に対して。それと同時に、このままで、またコロナがかつてのようにまん延するんじゃないかなという思いの方もたくさんいらっしゃるというふうに思っています」

立憲民主党・蓮舫代表代行「埼玉・東京は感染者数が微増しているんですね。本当に大丈夫ですか、今、解除してしまって」

菅首相「そこは大丈夫だと思ってます。総合的対策をしっかりやって、何としてもリバウンドは防ぎたい」

また、政府がリバウンド対策として、変異株の調査を陽性者の40%に引き上げる方針であることについて、蓮舫氏は「全数調査をした方がいいのではないか」とただしました。

これに対し、田村厚生労働相は、検体の量などの問題があり、「すべてというわけにはなかなかいかない」と述べました。