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歳費2割削減 任期満了までの延長で合意

2021年4月8日 12:46

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて国会議員の給料にあたる歳費が、現在、2割削減されています。これについて自民党と立憲民主党は8日、今月末の期限をことし10月の衆議院議員の任期満了まで延長することで合意しました。

国会議員の歳費は新型コロナウイルスの感染拡大で国民の暮らしにも影響が出る中、「国民と気持ちを一緒にすることが大事だ」などとして去年5月から2割削減されています。

2割削減の措置が今月末に期限を迎えるのを前に、自民党の森山国対委員長と立憲民主党の安住国対委員長は8日、会談し、ことし10月の衆議院議員の任期満了まで期限を延長することで合意しました。両党は、このあと、ほかの党にも賛同を呼びかけ、必要な法改正を行う予定です。

国会議員の歳費は法律で月に129万4000円となっていて、2割削減すると103万5200円になります。