パキスタン首相、新型コロナウイルスに感染
パキスタンのイムラン・カーン首相が20日、新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。
これはパキスタンの政府関係者がツイッター上で明らかにしたものです。
地元メディアによりますと、カーン首相は、軽いせきと発熱の症状があり、現在、自宅で隔離措置をとっているということです。
カーン首相は、2日前に中国製ワクチンの1回目の接種を受けたばかりでした。
パキスタンの閣僚の1人は、「コロナの症状が現れるまでには数日かかるので、カーン首相はワクチン接種の前に感染していたことは確かだ」として、国民に接種を続けるよう呼びかけました。
パキスタンでは変異ウイルスの流行などで感染者が増加傾向にあり、累計の感染者数はおよそ62万人にのぼっています。