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中国製ワクチン接種の男性2人死亡 香港

2021年3月14日 16:01

香港政府は13日、中国製の新型コロナウイルスのワクチンを接種した男性2人が死亡したと発表しました。ワクチンとの因果関係はわかっていませんが、2週間あまりで6人が接種後に死亡していて、接種のキャンセルが増えています。

香港政府は13日、中国のシノバックが製造した新型コロナウイルスのワクチンを接種した67歳と80歳の男性が接種の数日後に死亡したと発表しました。2人とも糖尿病や高血圧の持病があったということです。

香港では、一般市民のワクチン接種が始まってから2週間あまりで55歳から80歳の合わせて6人が接種後に死亡しています。当局は「ワクチン接種と死亡の因果関係は確認されていない」としています。

ただ、市民の間では不安が広がっていて、シノバックのワクチン接種を予約したものの接種会場に現れず、キャンセルする人が3割に達する日も出てきています。

これに対し、香港政府の林鄭月娥行政長官は、「ワクチン接種のメリットは、リスクを上回っている」などと市民に積極的な接種を呼びかけています。