新型コロナウイルスの感染拡大が深刻なトルコで、１４日から中国製ワクチンの接種が始まります。しかし、トルコ国内ではワクチンの信頼性に疑問の声もあがっています。

接種が始まるのは中国企業「シノバック」が開発したワクチンで、トルコ政府は「有効性は９割以上だ」と説明しています。１３日には集団接種を前に、コジャ保健相が“第１号”としてワクチンを接種し、その様子は生中継されました。

トルコ・コジャ保健相「ワクチンはウイルスから身を守る最も重要な方法の１つだ。以前の生活に戻るため、必ずワクチンを接種しなければならない」

１４日から医療従事者らに接種が始まりますが、トルコ国内では「なぜ中国製ワクチンなのか」と信頼性や安全性に疑問の声もあがっています。