総務省は先ほど、新型コロナワクチンの高齢者への接種について７月末までに終える見通しがついた自治体は現段階で全体の８５．６パーセントだと発表しました。

総務省が午後６時に発表したデータによりますと７月末までに高齢者のワクチン接種が終わる見通しなのは全国１７４１の自治体のうち８５．６パーセントにあたる１４９０自治体です。

一方、８月中に終わると回答したのは１０．６パーセントにあたる１８５自治体、９月以降と答えたのは３．８パーセントにあたる６６自治体でした。

７月末までに接種が終わる自治体が少ないのは秋田県、静岡県、岡山県などで、総務省は、郡部など医療従事者が少ない地域に都道府県や民間の支援を回すなどして計画の前倒しをはかりたい考えです。