政府、対策本部で沖縄“宣言”正式決定へ
政府は21日午後6時から対策本部を開き、現在9都道府県に発出されている緊急事態宣言について、新たに沖縄県を加えることを正式決定します。期間は、23日から来月20日までとなります。
西村経済再生相「県からも緊急事態措置の適用について要請をいただいており、酒類の提供の停止や県をまたいだ移動、特に県外からの来県の自粛要請を含めた強い措置が必要と考えております」
対策本部に先立って西村経済再生相は、国会に沖縄県の追加について報告し、「県外からの来県の自粛要請が必要だ」と述べました。
また、沖縄県の感染状況については、大型連休中に、去年と比べて多くの観光客が沖縄を訪れた結果、感染が急拡大しているとの認識を示しました。
岐阜県も宣言の発出を要請していましたが、今回は見送られ、愛媛県に発出されているまん延防止等重点措置は、22日をもって解除されることとなります。
政府は、午後6時から対策本部を開いて正式に決定する予定で、そのあと、菅首相が記者団の取材に応じる見通しです。