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高齢者接種“7月末終了”自治体92.8%

2021年5月21日 21:02
高齢者接種“7月末終了”自治体92.8%

総務省は21日、新型コロナワクチンの高齢者への接種について、7月末までに終える見込みと回答した自治体は、21日の段階で全体の92.8%と発表しました。

全国1741の市区町村のうち、高齢者のワクチン接種が7月末までに終わる見込みだと回答したのは、9日前の前回発表から126増え、1616自治体になりました。割合でみると、85.6%から92.8%となり、見通しが改善しています。

また、8月中に終わると回答した自治体は、前回の10.6%から5.4%に、9月以降と答えたのは前回の3.8%から1.8%にそれぞれ減っています。現段階で、7月末までに接種が終わらない見通しの自治体が多いのは、秋田県や茨城県などです。

総務省は、ワクチンを集中管理するセンターを設置して300を超える診療所などでの接種を可能にした岡山市や、集団接種会場で高齢者ではなく、医師が移動して次々にワクチンを打つ東京都調布市など、効果をあげている10の事例を紹介する通知を全国の自治体に送りました。