与野党「赤木ファイル」非公開の質疑で合意
森友学園をめぐる公文書改ざん問題で、自殺した近畿財務局の職員が改ざんの経緯や過程をまとめたいわゆる「赤木ファイル」について、与野党は24日、国会の非公開の場で質疑を行うことで合意しました。
自民党の森山国対委員長と立憲民主党の安住国対委員長が会談し、「赤木ファイル」について、24日、衆議院の財務金融委員会の理事懇談会で開示させた上で、財務省幹部に対し質疑を行うことで合意しました。
野党側は公開で開かれる閉会中審査で麻生財務大臣との質疑を求めていましたが、森山氏は、「スピーディーにやるためだ」として拒否し、非公開の理事懇談会で、麻生大臣は出席せずに質疑が行われることになりました。
また、会談では、閉会中審査についても合意しました。来月7日と8日に、それぞれ衆議院と参議院で新型コロナ対策について質疑するための厚生労働委員会。14日と15日に東京オリンピック・パラリンピックに関する問題について、衆参の内閣委員会の閉会中審査を行います。