公文書改ざん問題「赤木ファイル」を開示
森友学園をめぐる公文書改ざん問題で、自殺した近畿財務局の職員が改ざんの経緯や過程をまとめたいわゆる「赤木ファイル」が開示されました。
国から開示されたファイルは、森友学園をめぐる公文書改ざんを苦に自殺した財務省・近畿財務局の職員・赤木俊夫さんが経緯などをまとめたいわゆる赤木ファイルです。
ファイルは俊夫さんの妻・雅子さんが、国などに損害賠償を求めている裁判で、開示を求めていたもので、518ページに及びました。当時の理財局長・佐川宣寿氏から、国会答弁を踏まえた修正を行うようにとの指示が記されていたほか、財務省からの改ざんを指示するメールや経緯をまとめた表が含まれていました。
俊夫さんの妻・赤木雅子さん「指示者の名前が黒塗りにされていたので、それでは何の意味もない」「夫を苦しめるような指示をしてきた人の名前が知りたいです」