選択的夫婦別姓 自民ワーキングチームが3年ぶり会合
自民党は3年ぶりに休眠状態が続いていた選択的夫婦別姓などを議論するワーキングチームを再開させました。
自民党・逢沢一郎 「氏制度」検討WT座長
「氏制度つきましては、国民、各界、各所の間にも様々な議論があり考え方があり、ということは私もよく承知をいたしております。自民党らしい熟議に熟議を重ねて、このワーキング(チーム)を一歩ずつ前に進めて参りたい」
自民党は、選択的夫婦別姓などを議論する「氏制度のあり方」についてのワーキングチームを再開させました。
会合では、「通称使用で良い」という現状維持を求める声や、「選択的夫婦別姓を導入した場合、戸籍やファミリーネームはどうなるのか」という疑問など様々な意見が出ました。議論は難航することも予想されます。
新たに就任した逢沢一郎座長は、「日本の国の形や家族のあり方に非常に大きな影響を与える」と指摘した上で、議論のスケジュールには言及せず「コンセンサスを大事にしたい」と述べました。