政府は、5月15日に沖縄復帰から50年となる記念式典を東京と沖縄で開催することを決めました。2会場での同時開催は、50年ぶりのことです。

今年の5月15日で沖縄復帰から50年を迎えることを受け、政府は、「沖縄復帰50周年記念式典」を東京と沖縄の2会場で開催することを8日の閣議で了解しました。式典は、政府と沖縄県の共同開催です。

天皇皇后両陛下がオンラインで、岸田首相は沖縄の会場に出席する予定です。

東京と沖縄の2会場での同時開催は、1972年の復帰当日以来、50年ぶりのことです。

開催の意義について、松野官房長官は会見で「国民全体で沖縄復帰の歴史的意義を思い起こし、沖縄の歴史を振り返るとともに、沖縄の一層の発展を祈念することは重要だ」と述べました。

また、式典の開催にあわせて記念貨幣の金貨と銀貨も発行されるということです。