秋田市外旭川地区のまちづくり事業についてです。秋田市の穂積市長が事業計画の見直しを進める方針を示したことについて佐竹知事は「賢明な判断だ」と述べ、農地の規制を緩和する法律に適する見直し策があるかが“鍵になる”という認識を示しました。

秋田市の外旭川地区で計画されているまちづくり事業を巡り、「今のままでは永久に無理」と述べるなど、現在の計画には同意できない考えを示していた佐竹知事。秋田市の穂積市長が共同で計画の具体化を進める民間事業者のイオンタウン側と面会し、事業計画の見直しを進める方針を確認したことに一定の評価を示しました。

佐竹知事
「賢明な判断をなさったということで、まずはそういう意味で県の主張もくみ取ってもらったのかなと、そういうふうに思います。コンパクトシティの関係から、あまり市街地を広げることは反対ですが、本当に市民・県民にプラスのものだったらいいんです。全部あそこに何かやることがダメとは言っていない。」

施設の建設が予定されている土地の大半は、法律で農地以外への転用が規制されています。事業計画の見直しについて佐竹知事は、農地の規制を緩和する法律に適する見直し策があるかが“鍵になる”という認識を示しました。