外旭川のまちづくりで穂積秋田市長 佐竹知事との意見交わすのは来年に
秋田市の穂積市長は、外旭川地区のまちづくり事業や、新たなスタジアムをめぐって佐竹知事と直接意見を交わすのが、年明け以降になるという見通しを示しました。まちづくり事業の全体像をまとめたうえで、知事と意見を交わしたい考えです。
外旭川地区のまちづくり事業や新スタジアムの建設場所に対して、佐竹知事が様々な指摘を行う中、知事と直接会って意見を交わすことを検討してきた秋田市の穂積市長。きょうの秋田市議会で「これまで知事とは様々な機会で同席することはございましたが、新スタジアム整備を含む外旭川地区のまちづくりに関して、現在までに会談は行っておりません」と述べました。
さまざまな会合で同席する機会が多い、知事と市長。10月の会合でも、2人は、会話こそしなかったものの、すれ違う一幕もありました。
まちづくり事業を行う土地の規制緩和を行うための国への申請作業や、新たなスタジアムの建設費用の負担などの面で秋田市は、県と足並みをそろえる必要があります。
トップ同士が直接意見を交わす機会も重要ですが、穂積市長は、知事との面会は事業計画全体がまとまって以降という見通しを示しました。
秋田市は、まちづくり事業の新たな全体像である「基本計画案」を、年明けの1月下旬にも示す方針です。
その後3月末には、整備を予定している土地の規制緩和を行うための手続きを県と共同で行うことにしていて、知事と市長が直接会って意見を交わすのは、1月から3月までの間になるとみられます。