中国軍の爆撃機がまた、日本周辺を通過
中国軍の爆撃機3機が23日午後、沖縄本島と宮古島の間を通過しました。中国による日本周辺での活動が活発化しています。
防衛省によりますと、23日午後、中国軍の爆撃機3機が沖縄本島と宮古島の間を通過しました。
その後、爆撃機は太平洋上で旋回、反転し、再び沖縄本島と宮古島の間を通過して、東シナ海に抜けたということです。領空侵犯はありませんでした。
沖縄本島と宮古島の間を中国軍の爆撃機が通過するのは、先月18日以来です。
航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し監視したところ、爆撃機には対艦ミサイルの可能性があるものが搭載されていたということです。
中国をめぐっては今月12日から23日までに海軍艦艇3隻が日本列島を時計回りに1周するような動きを見せています。
さらに、21日から23日まで、中国海警局の船2隻が沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の領海に64時間にわたって侵入しました。これは日本が尖閣諸島を国有化して以降領海への連続侵入時間としては過去最長です。