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日中の国防トップ2年半ぶり対面会談 岸防衛相、中国の爆撃機飛行に「重大な懸念」伝える

2022年6月12日 18:42
日中の国防トップ2年半ぶり対面会談 岸防衛相、中国の爆撃機飛行に「重大な懸念」伝える

岸防衛相が、中国の魏鳳和国防相と初めて対面で会談し、中国の爆撃機が日本周辺で飛行したことに重大な懸念を伝えました。

日中の国防トップが対面で会談するのはおよそ2年半ぶりです。

会談で魏国防相は「2国間の協力関係を強化し、信頼とコンセンサスに基づいた関係を展開していきたい」と呼びかけました。これに対し岸防衛相は、中国とロシアの爆撃機が先月、日本周辺で共同飛行したことについて「我が国に対する示威行動だ」として重大な懸念を伝えました。

また、中国が尖閣諸島周辺などで力を背景とした一方的な現状変更の試みを続けていることにも懸念を伝え、自制するよう、強く求めました。

さらに「台湾海峡の平和と安定は、我が国のみならず、国際社会にとっても極めて重要だ」と指摘しました。

岸防衛相「日中関係については、懸念があるからこそ率直な意思疎通を図ることが必要である」

会談で両大臣は、今後、日中の防衛当局間で対話や交流を推進していくことで一致しました。

中国が日本周辺での軍事活動を活発化させる中、衝突を回避するため、いかに「率直な意思疎通」を継続していくのか。日本政府にとって重要な課題となります。