中国海警局船2隻…領海連続侵入時間が最長に
沖縄県尖閣諸島周辺の日本の領海に侵入している中国海警局の船2隻について、領海の連続侵入時間が最長となったことがわかりました。
海上保安庁によりますと、中国海警局の船2隻は21日午前4時すぎに、尖閣諸島周辺の日本の領海に侵入し付近を航行していた日本の漁船1隻に近づこうとする動きを見せたということです。
2隻の連続侵入時間は23日午後1時50分時点で57時間40分となりました。これまで最長だった2020年10月の57時間39分を上回り、日本が尖閣諸島を国有化して以降最も長くなっています。
海上保安庁の巡視船が、領海からの退去要求などを実施するとともに、日本の漁船の安全を確保しているということです。