紫綬褒章に柔道・阿部一二三さん、将棋棋士・渡辺明さんら 秋の褒章
今年の秋の褒章が発表され、スポーツや芸術などの分野で功績のあった人に贈られる紫綬褒章はパリオリンピック柔道・金メダリストの阿部一二三選手や将棋棋士の渡辺明さんらが受章しました。
紫綬褒章には、柔道・阿部一二三選手をはじめ、パリオリンピック、パラリンピックの金メダリスト54人らが選ばれました。
阿部選手は「ここまで来られたのは、いつも支えてくれている家族、柔道仲間、そして応援してくださる皆さまのおかげです。目標であるオリンピック4連覇に向けて、さらなる努力を重ねるとともに、柔道界の発展にも貢献していきたいと思います」などとコメントしました。
また、竜王と棋王の永世称号の資格を獲得するなど、長年にわたり将棋棋士として活躍している渡辺明さんも紫綬褒章を受章しました。
将棋棋士・渡辺 明さん(40)「やはり今まで将棋界でこの章を受章されてきた方は、本当に素晴らしい先輩ばかりなので、自分もそういった目で今後見られるかなと思うので、その章に恥じない行動を心がけていかなくてはいけないなと」
今回は786人と26の団体が受章しました。