立憲民主党の開票センターから天野裕貴記者の中継です。

野田代表の後ろのボードには、候補者の当確を伝える「バラ」がたくさんつき始めています。立憲は大きく議席を増やす予想となっていますが、今回の目標を「自民・公明の与党過半数割れ」に設定している野田代表の表情は、この間ずっと硬いままで、結果が出るまでは決して緩むことはないという緊張感がみなぎっています。

一方、野田代表は今回、議席を増やしている要因については「裏金問題について、きちっと解明も議論もしないまま突き進んだことに、厳しい批判があったことは間違いない」と述べました。その上で、「本当の政治改革をやるためには、どの政党がいいのかという観点から立憲に支持が集まったのだろう」と分析していました。

また、与党が過半数割れした場合、他の野党と連携することで政権交代を目指すかについては、「きょう（27日）の結果を踏まえて、明日（28日）午前中にも執行役員会を開いて、その後、各党と誠意ある対話をしていきたい」「特に選挙前に石破内閣不信任案を一緒に出した党とは、なるべく早く話したい」と述べました。