【時系列】G7広島サミット 実況タイムライン 19日
G7広島サミットが、5月19日から21日の日程で行われます。被爆地・広島で行われるサミットの大きなテーマは「核なき世界」。大規模な交通規制を伴う厳重な警備体制のもと、各国首脳は原爆資料館などにも足を運ぶ予定です。サミットをめぐる動きを、現場からリアルタイムでお伝えします。(随時更新)
きょうからG7広島サミットが開幕。広島市内は朝から雨が降っています。きょう午前にはG7首脳らが原爆資料館を訪問する予定です。
G7首脳の平和記念公園訪問を前に、原爆ドームの裏も警備が厳しくなってきました。
G7広島サミットの開催に反対するデモを行うため、広島市内の公園に数百人のデモ隊が集結。警察も集まり、警戒を強めています。
広島市内はあいにくの雨が続く。国際メディアセンターの警備員も「いったい誰が雨男(雨女)なのか…」と残念な表情。
平和公園に向かう首脳たちのために、規制がはじまりました。
原爆資料館で見る最初の写真「焼け跡に立つ少女」の息子さんは、テレビで各国首脳の訪問を見守っています。
■10:30 岸田首相が平和公園で出迎え
国際メディアセンターのテレビモニターにスマホを向ける海外メディア。バイデン米大統領が平和公園に到着する瞬間に注目。
車列が平和公園に到着したのが11:15。車から出たのが3分後の11:18。岸田首相の出迎えを受けたのが11:20でした。
日本の魅力を伝えるため、大阪・関西万博のキャラクター、#ミャクミャク も駆けつけています。
J FOOD(JETRO)の関連ブースで、精進料理が振る舞われました。
原爆資料館の滞在時間は約40分。
G7首脳らの原爆資料館の視察が約40分だったことについて「時間が短い」と指摘しました。
複数の日本政府関係者によりますと、ウクライナのゼレンスキー大統領があす20日に日本を訪れ、あさって21日にはG7広島サミットに出席することがわかりました。
ワーキングランチのデザートは、「広島産」のレモンを使ったセミフレッド。レモンの輪切りに見えるのはチョコレートで、種に見えるのは松の実です。広島銘菓の「もみじまんじゅう」をかたどった薄いビスケットを添えてあります。
宮島に移動するため、アメリカの大統領専用ヘリが西区ヘリポートにバイデン大統領を“お迎え”。
1854年創業だという宮島の老舗旅館「岩惣」にて。
岸田首相は19日夜、記者団の取材に応じました。G7首脳らと原爆資料館を訪問し、被爆者と対話したことなどについて「G7首脳と共に被爆の実相に触れ、これを粛然と胸に刻む時を共有致した。『核兵器のない世界』への決意を世界に示す観点からも、これは歴史的なことであったと考えている」と述べました。
また「G7初の独立首脳文書である、核軍縮に関する「G7首脳広島ビジョン」をまもなく発出する」と表明しました。その上で、この文書について「『核兵器のない世界』の実現に向けたG7首脳の決意、具体的合意、今後の優先事項・方向性を力強く示す、歴史的意義を有するものであると考えている」と強調しました。