10月の消費者物価指数、2.9%上昇 牛乳やたまごなどの食料、洗剤など値上がり
10月の全国の消費者物価指数は、1年前の同じ月と比べ2.9%あがりました。牛乳やたまごなどの食料や台所用洗剤などが値上がりしています。
総務省によりますと、10月の消費者物価は値動きの激しい生鮮食品を除く総合指数が、前の年の同じ月と比べ2.9%上昇しました。特に、たまごがおよそ3割、牛乳がおよそ2割、ヨーグルトが15%上昇しました。また、漂白剤や台所用洗剤なども値上がりしました。
さらに、ホテルなどの宿泊料は4割以上、高くなりました。これは去年10月に政府が行った「全国旅行支援」の反動や、海外からの観光客が増えていることが理由とみられます。