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林官房長官、原敕晁さんの拉致現場を視察 宮崎

2024年1月27日 16:46
林官房長官、原敕晁さんの拉致現場を視察 宮崎

拉致問題担当大臣を兼務する林官房長官は、宮崎県を訪れ、拉致被害者の原敕晁さんが拉致された現場の海岸を視察しました。

林長官が訪れたのは、宮崎県の青島海岸で1980年、当時43歳の原敕晁さんが北朝鮮の工作員らに拉致された現場です。視察後、林長官は「非常に強い憤りを覚える」と話し、次のように述べました。

林官房長官
「44年前に拉致されて、今なお、ご帰国がかなわない原さんの気持ちを思いますと、大変、申し訳なく思います」

林長官は「一日も早い拉致被害者全員の帰国を実現するべく全力で取り組んでいきたい」と強調しました。

このあと林長官は、拉致問題に関する会合に出席し、「拉致問題は歴史上の事件では決してなく、現在進行形の問題だ」と述べ、理解と支援を呼びかけました。