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辺野古沖 代執行に伴う工事きょう着手~林官房長官

2024年1月10日 14:44
辺野古沖 代執行に伴う工事きょう着手~林官房長官

沖縄県のアメリカ軍普天間基地の移設先である名護市辺野古での工事について、林官房長官は、10日に大浦湾側の地盤の改良工事に着手することを明らかにしました。

大浦湾側の地盤の改良工事をめぐっては、沖縄県が工事を承認しないことから、国土交通省が先月28日、沖縄県に代わり承認する代執行を行っていました。

林官房長官は10日の会見で、「工事完了までの工期を9年3か月と示してきているが、本日の工事着手がこの起点に当たる」と述べました。

また、林官房長官は「問題の原点は、世界で最も危険といわれる普天間基地の危険性を一日も早く除去すること。辺野古移設が唯一の解決策との方針に基づき、工事を進めることが、普天間基地の危険性の除去につながる」と述べ、工事への理解を求めました。