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【中継】米軍基地移設へ…辺野古で工事始まる 名護市

2024年1月10日 13:57
【中継】米軍基地移設へ…辺野古で工事始まる 名護市

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移転先となる名護市辺野古で防衛省は、先ほど大浦湾側の海の埋め立てに向け、工事を始めました。現地から中継です。

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私はいま、名護市の大浦湾を望む高台から、辺野古崎の北側の海を見ています。沖合に停泊している石材を積んだあちらの船の上で作業は始まりました。

10日、正午過ぎ、この船の上の石材を2台のパワーショベルが海に投下し、工事が開始されました。

この場所には、海上ヤードが設置され、護岸の建設に使用するコンクリート製の構造物「ケーソン」の仮置き場として、使用される見込みです。国は今後、9年以上かけて、護岸の建設や軟弱な地盤の改良工事を行い、埋め立てを進める計画です。

大浦湾側の工事を巡っては、国が申請した設計の変更を沖縄県が承認せず、国は先月28日、県に代わって設計変更を承認する「代執行」を行って、工事が開始できる状況となっていました。

沖縄県は、「代執行」を認めた高裁判決を不服として、最高裁へ上告していて、工事の開始でさらに反発を強めるものとみられます。