【岐阜県知事選挙】自民党・渡辺猛之参議院議員が衆院選の結果を受け出馬取りやめの意向示す「参議院議員を続けるかどうかも関係者と検討している」
来年1月に投開票される岐阜県知事選に立候補を表明していた、自民党の渡辺猛之(わたなべ・たけゆき)参議院議員が、10月27日の衆院選の結果を受け、出馬を取りやめる意向を示していることがわかりました。
岐阜選出の自民党渡辺猛之参議院議員(56)は、10月に岐阜市で会見を開き、来年1月に投開票される岐阜県知事選に立候補することを表明していました。
関係者によりますと、10月に行われた衆議院選挙で、渡辺議員の地盤でもある岐阜4区で自民党の候補が敗れたことなどから、渡辺議員は11月に入り、自民党岐阜県連の幹部に出馬しない意向を伝えたということです。
岐阜選出の自民党・渡辺猛之議員は、県議会議員を経て、2010年7月に参議院議員に初当選し現在3期目を務めています。
自民党岐阜県連の間でも、渡辺議員に国政にとどまるよう求める声が上がっていました。
渡辺議員は、「自民党にとって一刻も早い信頼回復が最優先の中で、なすべきことを考えている。参議院議員を続けるかどうか関係者と検討している」などとコメントしています。
次の岐阜県知事選をめぐっては、現在5期目の現職・古田知事がすでに不出馬を表明していて、元内閣府大臣官房審議官の江崎禎英(えさき・よしひで)さんが、出馬を表明しています。