3年ぶりの対面、日中首脳が立ち話 岸田首相「安定的な日中関係構築に向け、ともに努力していきたい」
ASEAN(=東南アジア諸国連合)の関連会議に出席している岸田首相は12日、中国の李克強首相と短時間、立ち話を行いました。両国首脳が対面で会話をするのは約3年ぶりです。
日本外務省によりますと、立ち話の冒頭、両首脳は、お互いに相手国に訪問した際の思い出に軽く触れつつ、簡単な挨拶を交わしました。
その上で、岸田首相が「建設的かつ安定的な日中関係の構築に向け、ともに努力していきたい」との考えを伝えたところ、李首相も「日中関係は重要だ」と述べ、岸田首相に同意したということです。
立ち話は通訳を挟んで10分足らずで終わりました。日中両国首脳が対面で会話するのは約3年ぶりです。