岸田首相 なぜ早く更迭しなかったか?問われ… 後任・斎藤元農水相起用の理由は?
岸田首相は死刑をめぐる発言で葉梨法相を更迭し後任に、斎藤・元農水相を起用することを明らかにしました。
岸田首相「軽率な発言によって、法務行政に対する国民の信頼を損ねたことまた、旧統一教会による被害者救済に政府を挙げて取り組む中、その重責の一端を担う法務大臣の発言によって、重要施策の審議などに遅滞が生じることを考慮し、辞任の申し出を認めました」
岸田首相は、「私自身の任命責任についても重く受け止めている」と述べました。
また、なぜ早く更迭しなかったのかを問われ「説明責任を果たすよう指示をしたが本日、衆議院法務委員会後に本人から辞職の申し出があり、発言の重みや影響に鑑みて受け入れた」として、あくまで「本人からの申し出を受け入れた」ことを強調しました。
斎藤元農水相を後任に起用する理由については、「幅広い分野で政務、実務に豊富な経験を持ち、分かりやすく安定した答弁能力に定評がある」と説明しました。